2024年 夏アニメ中間ランキング 全19本! 『ロシデレ』『マケイン』『逃げ若』とクオリティの高い新作が沸き立つ夏クール!

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今期の視聴意欲を語ってみるよ

7月からの新作が6~7話ほど進んでだいぶ趣向が見えてきたところ。
そこで見続けている19本を今の視聴意欲でランク付け+感想など。
評価は辛口なところもあるのでファンの方はご注意ください。


◆前置き
・自分の環境で8/23 (24:00)までが対象。
・同ランク内でも上ほど良評価。
・コメントは基本「新作」に対してのみ
・中間のため最終的に評価が変化する可能性は大。
※ 2cours=2クール目




<Sランク>
時々ボソっとロシア語でデレる隣のアーリャさん
負けヒロインが多すぎる!
逃げ上手の若君
杖と剣のウィストリア

『ロシデレ』
とにかくアーリャさんが可愛い!有希は可愛い上に出てくれば面白く、マーシャさんも魅力的と、作画の良さもあって女性キャラで魅入らせてくれている。アーリャのパンチラで惹きつけた一話の掴みも正解だったなと。生徒会長選挙の流れはそこまで沸き立つ展開ではないが上手に魅力的なキャラで楽しませてくれているなと。こう言っては何だが見た目重視な作品。
『マケイン』
やってることは普通っぽいのに何故か惹きつけられるんだよね。劇場版のような作画に演出力とテンポの良さがあり、所々に挟む面白い掛け合いで飽きさせないから満足度が高い。八奈見さんのオモシロキャラが視聴意欲に一番貢献しているのは明白だが、妹ちゃんや朝雲さんのキャラもなかなかに楽しい。
『逃げ若』
鎌倉幕府滅亡の裏側を史実を元に描いた作品だが漫画として興味をもたせるように味付けを上手に施した作品。時行の可愛さと諏訪頼重の変態さを垣間見せるキャラのバランスが楽しく、仲間たちのキャラ性も良い。特に雫はめちゃめちゃ可愛い! 作画も良いがお話がとにかく面白いし残虐な面も隠さず描いているのは歴史物としても正しい見せ方だと思う。
『ウィストリア』
魔法至上主義の世界で魔法が使えないからといって決して劣等生じゃないんだよね。物理攻撃や移動速度が飛び抜けているという特異体質であって好いてくる可愛い女子もいるし、確固たる目標もあって周囲からの目をそこまで気にしない強さを持っている。作画も演出もよし、キャラの関係性も楽しめるし物語も面白い。あまり話題にはなってない雰囲気はあるが個人的に推しの作品の1つだ




<Aランク>
小市民シリーズ
天穂のサクナヒメ
俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
わんだふるぷりきゅあ! (3cours)
NieR:Automata Ver1.1a 第2クール
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。
推しの子 第2期
僕のヒーローアカデミア 第7期 (2cours)
菜なれ花なれ
2.5次元の誘惑
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた


『小市民』
米澤作品なのでどうしても『氷菓』と比べてしまうが非常に頑張って作品の単調さを演出していると思える。淡々としていてドンとくる驚きはないが楽しい作品でわりと自分の趣向に合う。悟朗とゆきの関係性は未だによくわからないが信頼し合ってるなということは伝わってくる
『サクナヒメ』
ゲームのアニメ化は不発になりがちだが『サクナ』は非常に良くできたアニメだ。キャラ同士の深まり方やサクナの成長と米作りのクオリティの高まりを丁寧かつ端折るところは端折りつつ分かりやすく見せてくれている。世界に入り込みやすい仕上がりだ
『パリイ』
なろう作品+ファンタジーという擦られまくった題材ながら面白いんだよね。個人的にこの手の話が好きだからかもしれないが、なろう作品というだけで視聴しないのは勿体ないと思える出来。最終的に主人公が目指すべきゴールが見えていないが区切りの良い結末までは見せてほしいものだ
『ハズレ枠』
遺跡に飛ばされて窮地に次ぐ窮地、少しずつハズレ枠ではないスキルと気づいてボスの魂食いを討伐。強大な敵を倒す姿が楽しい。きっとここまでが面白いんだろうなあと思いきや人類最強と言われるシビトの登場、ここでひとまず彼が倒すべき目標になるかと思いきや、まさか倒すとは思わなかったので笑えた。この意外性やテンポの良さがいいね。できれば女神を倒すまでを見せてほしいんだけどさすがに1クールじゃ無理だろうなあ
『わんぷり』
当初は動物が変身なんてーと思えたが、上手く物語に落とし込めているし面白さにも直結している。特にこむぎとユキのキャラ性はギャグ面でも発揮されていてここ数年のシリーズの中ではかなり面白いと感じている。よもや『トロプリ』に引けを取らない作品が出てこようとは!
『NieR』
3話で終わりかと思える展開に思わず唖然とした。まさかの2BからA2への主役交代、この流れは読めなかった。一話一話がどんな展開になるのか先が見えない面白さ、最終的な落とし所も気になってしまう
『物語シリーズ』
長年見てきたシリーズだけにもはや惰性に次ぐ惰性ぐらいの感じだけれど、それでも見てしまうのは安定感の成せる技なのか。撫子と余接、これは見ちゃうよなあ。次からはまた別の話になるのかな
『新米オッサン』
昇級試験合格までの作品かと思いきや、続く拳王トーナメントの展開も面白く飽きさせない。絵柄で損をしている感じもするがここまでくれば慣れた感。いいね、面白い
『推しの子』
ずっと演劇のことが続いているため変化が薄いように感じつつも見飽きない見せ方は凄いんだけど、やっぱり演劇ばかりなのも退屈か。アイドル活動や犯人の行方を知りたいのに本筋とは関係ないような演劇は後々必要だったと思えるのだろうか? 今のところかなの魅力値ばかりが上昇するがルビーの巻き返しはくるのかな
『ヒロアカ』
死柄木=AFO戦というもはや最終決戦でもあってなかなかに決着が付かない。この手のラスボス戦は面白いんだけど長くなりがちなのがどうもねえ。ようやくデクが到着したのでここから本番か。飽きさせない展開を期待したい
『菜なれ花なれ』
個人的に可愛い女子らがチアコスで踊る姿を見られるだけでテンション上がるのでOPから高揚できる作品。話自体は思っていたほどではないため視聴意欲は下火だが、キャラの魅力値は高いので見ていけている
『2.5次元』
リリサが可愛い、ミカリンも良いツンデレ系、大人の魅力のまゆりも出てきて男子が妄想する素敵世界の要素が詰まってきている。恋愛面での発展はしばし無さそうなのでその部分を補うためにもエロさ具合は上げて視聴意欲に繋げてほしいかな。四天王の753との戦いを期待している
『VTuber』
一話だけ見るつもりがずるずる続けて見ている感。とにかくテンションの高さとトーク力のずば抜けた引き込み力、ちょっと見るつもりがあっという間に一話見終わるんだよね。ただ最近は少しマンネリ化にはなってきている。どう巻き返すか



<Bランク>
真夜中ぱんチ
異世界スーサイド・スクワッド

『マヨぱん』
端的に言えば「ユーチューバーが登録者数を伸ばすために奮闘する作品」にバンパイア要素を絡めただけ。バンパイアにしたのは真咲の非道な扱いを”人間じゃないから平気”なように見せるためなんだと思うんだよね。相手がバンパイアとはいえ真咲の強引な性格はちょっとキツいなーと思えてみたり。決してつまらなくはないし多様なキャラ性で楽しませてくれているけれど、視聴意欲も伸び悩み中
『異世界スースク』
3~4話ぐらいまでは楽しめたけれど今は惰性感が強い。戦闘シーンはすっごいクオリティ高いんだよね。動きは凄いし見せ方にもこだわっていてとても見入ってしまう。決して切るほどではないもののお話がいまひとつ盛り上がらないかなあ




<総括>
上位はいずれも作画クオリティが高い!
クオリティの高い作品が出始めてきているのは少し前から感じているんだけど、全体的にも作画崩れが減ってきた気がするんだよね。ネットの情報を鵜呑みにするならば、最近の国産アニメは海外を意識するようになったことで質の向上へとつながってきているらしい。何が理由になったとしてもクオリティが上がるのは視聴者としても嬉しいことだし、上げられる状況になったのは業界としても良いことなんだろうなと。それにこのあたりでテコ入れしなければ数年後には他国にクオリティで負かされる気がするんだよね。せっかくのジャパニメーションという文化、常にトップを走り続けていてほしいなあ。

前クールは続編モノが強かったが今クールはほぼ新作勢で埋め尽くされている。Sランク、そしてAランクも上位は新作なので新作が強いクールだ。
いずれの作品もこの先どんな展開になってラストを飾るのか楽しみにしていきたい!



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