ツングリ! 本当はツンデレなグリム童話

ツングリ! 本当はツンデレなグリム童話 作者: 出海 まこと 出版社/メーカー: エンターブレイン 発売日: 2007/02/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) グリム童話をツンデレ化したという書籍が発売されました。もうね、世の中ツンデレツンデレって、うるさいうるさーい!(by釘宮ヴォイス)ナニこのおもむろに狙った本は! けしからん!!…と言いつつも手にしてしまったのは神のイ…

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「ゲームブック」 それは幼き時代の大冒険

実家に帰ったとき、自分の物はほとんどないので暇をもてあそぶ。そんなとき、今は必要ではないけれど仕舞っておきたい思い出の品がひっそりとダンボール箱に詰めてある。久しぶりに開けてみると、目に付いたのが「ゲームブック」。幼少の頃(小中学生あたり?)にハマりにハマった一品です。まだまだTVゲームは高価な部類であり、お小遣いを貯めてやっと1本という時期。そんな時期に自分をファンタジーの世界へと誘い、ドキド…

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夏、7歳の思い出(3)

ここへきた大事な目的。それは彼女との約束。……我に返る。  今日の日付と10年前の日付は同じ、すなわち"ちょうど10年後"だ。時刻もほぼ同じ。 ……だが、約束とはいえ、あれ以来連絡をとったことがない。考えてみれば彼女の住所や電話番号も知らない。加えて名字もわからない。知っているのは美佳という名前だけ。 人に話せばきっと笑われるだろう。10年前の約束をギリギリで思い出したがために、勢いに任せてここ…

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夏、7歳の思い出(1)

いくつか読んでいるブログで自作小説を見かけ、読んでいるうちに自分も書いてみたくなってしまったのは、単なる好奇心。So-net Blogが開催している「ゴールデンブログアワード」。このテーマに乗って書いてみることにしました。たまにはいいかな、こういうのも。主人公の名前は、カルディアの頭文字「K」からとって「ケイ」。以下の物語はフィクションです。---------------------------…

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狂乱家族日記 弐さつめ

狂乱家族日記 弐さつめ 著者:日日日(あきら)イラスト:x6suke(ペケロクスケ)出版社/メーカー:ファミ通文庫 発売日:2005/07/30  早くも二作目の登場だ。本当にこの作家は書くのが早いものだと痛感。一作目のレビューは【こちら】 <概要>地球を滅亡から救うために結婚することになった、乱崎凰火。その相手はネコミミ、尻尾の幼児体系な凶華(きょうか)という少女。これが…

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狂乱家族日記

<前フリ> ここ最近、「ファミ通文庫」というブランドを目にするようになってくる。「エンタメ」という新人発掘的なコンテストを積極的に行い、小説家やイラスト&漫画家をこのブランドから登場させようというものだ。賞を得た人たちが、ファミ通文庫からどんどんデビューしているようだ。 本屋でパっと見た感じ、小説の表紙や取り扱っている内容が、スニーカー文庫だなと感じていた。今風な味付けもアリって感じで。 自分…

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